ポピーが紙で学習することにこだわる理由をまとめました。
結論、「自ら考えて学習する力を育てるため」です。
自ら考えて学習するという大きな目標のため、あえて紙教材なのですが、裏を返すとタブレット学習のデメリットが見えてきます。
筆者はポピーが好きなので、タブレット教材をあまり調べていません。よって、デメリットを挙げることはできませんが「紙のメリットがタブレットでも再現できるか?」という視点で見てもらえると嬉しいです。
「子どもの通信教材を決める」ということは、数年間の子どもの習慣を決めることとつながっています。
どの会社を利用するかも大事ですが、タブレット学習と紙の教材の違いを知ることも大切です。
タブレットのメリットについては各社の広告でよく目にしますが、紙の教材のメリットについてはあまり知られていないと思ったのでこの記事を書きました。
タブレット教材が紙教材か迷っていて、タブレットのデメリットに何があるか知っておきたい方にも参考になると思います。
ぜひ読んでいってください。
月刊ポピーが紙の学習を推す理由
紙教材は自ら考えて学習する力につながる
なぜ、紙教材にすると自ら考えて学習できるようになるのでしょうか。
それは、機械が丸つけをするのではなく、自分(もしくは親子)で解答と見比べながら間違いを確認できるからです。
自分で気づくことで、初めて頭に入るってことあるよね
自ら考えて学習する力があれば、中学生以上になっても自分で計画を立てて勉強できます。
はじめは親が一緒に答え合わせをして、徐々に子どもだけでできるようにするのがポピーのプログラムなのです。
「親がやる」と思うと、ハードルが高く感じるけど、教材のサポートで方向性がわかるから自信をもってすすめられる
- 採点を機械に任せず、自分または親子で取り組める
- 自分を客観視する力が育つ
小学ポピー編集の方も、以下のようにお話しています。
なお、採点については、低学年のうちは保護者と一緒に答え合わせをすることをおすすめしています。「ここはあっているけど、こっちは間違っちゃったね。どうしてかな」と第三者の視点が入ることで、自分の学習について俯瞰して見ることにつながります。
「自ら学ぶ力の獲得」を目指す…創刊50周年を迎える小学ポピーが支持される理由 | リセマム (resemom.jp)
「自ら学習する」ハードルを超えるため、考え抜かれたシンプルな教材
でも、自分で学べるようになる子って一部でしょ。
確かに、「勉強」ってだけで気が進まない子もいる中で、自ら学ぶって相当優秀ですよね。
そうなったら嬉しいけど……現実味がない
ポピーは最終的に自ら学習できる子をめざしているので、ハードルを下げるよう工夫して作られています。
- 量が多過ぎない、むずかしくない
- 教科別で薄い
- 切り取って1枚ずつ
- テスト風の振り返り
確かに幼児ポピーでも検索すると「少ない・簡単」という口コミが多いです。
「保護者に満足してもらうため盛りだくさんにする」のは簡単ですが、子どもたちがやり切った喜びを感じるために信念をもって量を考えてあります。
量・内容と共に「子どもが自分で考えて学習する」ことを第一に工夫を凝らして作られています。
良さそうなもの全部盛りではなく、シンプルさを重視してそぎ落とされています。
この「シンプルさ」は非常に重要なポイントだと考えています。付録などがたくさん付いていると、ワクワク感がある一方、勉強をしようと思ったときに何をすればよいのか迷ったり、集中を妨げたりしかねません。
「自ら学ぶ力の獲得」を目指す…創刊50周年を迎える小学ポピーが支持される理由 | リセマム (resemom.jp)
私も中学生の時、雑誌みたいな付録だけ読んで終わってたわ
まとめると、ポピーは自ら学習する力を育てることを目標にしていて、親子で使いこなすサポートをしてくれます。
自ら考えて学習するってハードルは高いけど、メリットが大きく、目指す価値ありです。初めから諦めるのはもったいない。幼児〜低学年の時はポピーでがんばってみて、真っ白な教材が溜まってしまう状況になってから塾やデジタル教材を検討もいいですね。
まとめ
月刊ポピーが紙の学習をすすめている理由を紹介しました。
タブレット学習の広告を見ると、「みんな早く正確な字を書けるようになるのかな?」と心配になり取り入れたくなります。
でも、「タブレット デメリット」と検索される回数が多く、実は多くの親がタブレットにはデメリットもあるのではないの?という心配もしています。
月刊ポピーを愛用している私の考えでは、紙の教材で楽しく学習できているうちはデジタルを取り入れる必要なし!です。
子どもは本来、ひらがなを書くこと・読むことをたのしめるし、数字も大好きです。
それはポピーのシンプルな教材に楽しそうに取り組む子どもを見ていて感じることです。デジタル教材は気になるけれど、欲張らず、紙のワークのみでやっていこうと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。記事下のコメント欄やTwitterでご意見も承ります。
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